特殊紙解説/サンダンスリネン ブライトホワイト


特殊紙コラム第七弾!
前回の記事では大人気の高級紙【ヴァンヌーボV スノーホワイト】についてご紹介しました。
今回は先日仲間入りしたばかりの用紙【サンダンスリネン ブライトホワイト】について解説していきます!
落ち着いた雰囲気の紙をお求めの方、是非ご検討ください!!

サンダンスリネン ブライトホワイトの特徴



細かい格子状のエンボス加工が施されたこの用紙。まさしくリネン(麻)の繊維のようなソフトな手触りが魅力です。
布目風のテクスチャはアンニュイで大人っぽい雰囲気。キラキラ系の紙ともまた違った高級感を出してくれます。
遠目から見ても分かるほどはっきりした凹凸は、インクを乗せるとさらに際立ちます。凸の部分は角度によって綺麗なツヤが楽しめ、凹んだ部分は少しかすれたインクが独特の風合いに。
水彩のような淡い色合いにはぴったりですが、濃い色をベタ塗りすると凹んだ部分の色が少し薄くなってしまうことも…。
サンダンスリネンの持ち味を活かすためにも、淡めの色合いでお使いいただくことをオススメします。

色合いはなんとなくクリームっぽいのかな?というイメージですが、実際は使いやすいまっさらなホワイト。絵柄の色を邪魔せず鮮やかに発色してくれます。また、表裏両方にエンボス加工が入っています。
厚みは185kgと表紙にしては少し薄目。ただ、PP加工を入れると元の軽やかな触感の良さが薄れてしまうので、手触りを楽しむならそのまま使うことをオススメします。

サンダンスリネン ブライトホワイトのサンプルデザイン


さて、このサンダンスデザインにはどんなデザインが合うのでしょうか?このコラムではデザインの一例を紹介させていただきますので、参考程度にご覧ください!

基本的にはどのような絵柄にも対応できますが、やはりギラギラの原色!というよりは優しいパステルカラー、無機質な感じより温かみのあるイメージの方が似合いそうな気がします。
温かみのある紙というとファーストヴィンテージが思い浮かびますが、こちらの方がより軽い雰囲気に仕上がるので幅広い場面で活躍すること間違いなし。
さっぱりとした紙質がアンニュイさや穏やかさを感じさせるので、しっとりとした大人の恋愛ものなんかに良さそうです。
悲恋や離別といった切ない物語の表紙にこの紙を使うと、過剰にドラマティックになりすぎずじわじわと悲しみがこみあげてくる…という感じを演出できそうですね。
あえて余白を活かしたデザインにすることで、すごくお洒落で雰囲気のある表紙になるかと思います。
あとは絵画のキャンバスに似た紙質なので、油絵で描いたような風景画や抽象画に使ってみても面白そうです。アーティスティックな一冊をご希望の方はオススメですね!

そこで今回弊社が提案させていただくのはこちら。


ドライフラワーや額縁など、ナチュラルなテイストのアイテムをちりばめてみました。
オーガニックやていねいな暮らしという言葉が好きそうな主婦が自宅に飾っているインテリアのイメージです。
ブラウン系の色味でまとめてソフトな雰囲気に。色がつくとより布地っぽさが増しますね!
紙自体のテクスチャに存在感があるので、シンプルなデザインでも綺麗にまとまってくれます。

今回は抑えた色味で作ってみましたが、もちろんカラフルな色でも問題なく印刷出来ます。
皆様の自由な発想で色々試してみてください!



以上、サンダンスリネン ブライトホワイトのご紹介でした!
主張しすぎないさりげないテクスチャが個性的な特殊紙。
冊子の表紙だけでなく、ポストカードやイラストカードなどの小物にも使用できます。
小説本の表紙としおりに合わせて使ってもオススメ!
他の人があまり使っていない用紙で個性を出したい方は是非是非ご検討ください!
皆様のしっとりラブストーリー、心よりお待ちしております。

試し刷りはこちら


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